陥入爪(巻き爪)について 京都南カイロプラクティック研究所 |
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深爪の習慣や、先の細いくつ、ストキングによる爪への圧迫により、爪のへりの部分が曲がって皮膚に食い込み、歩行に支障をきたすまでになった方をよくみかけます。このような爪の状態を陥入爪(巻き爪)といいます。
当院ではこのような症例に対しては、「B/Sブレースシステム」を採用しています。ドイツでは、巻き爪治療の80%がこの方法によるもので、広く普及している矯正法です。 B/Sブレースシステムは、スプリングの効いた特殊なプラスチック製のプレートを爪の上に貼り、爪の外縁が指に食い込んだ部分に対して、プレートの復元力を利用して爪を正常な状態に導きます。爪や周囲の皮膚を切ったりすることがないので、装着中に痛みを感じることは全くありません。 装着に要する時間は15分程で、1ヶ月に1回の間隔で貼り替えていただくだけで、日常の生活に支障はありません。プレートは薄く半透明で、見た目は装着しているかどうか分からないくらいです。ネイルアートもその上からOKです。ただし、巻き爪の部位が細菌の感染を受けて炎症を起こしているときや、化膿、出血など早急に医療処置を必要とする場合は、医療機関にて適切な処置をされてからの装着となります。 当院での巻爪矯正の経過はこちらでご覧になれます。(最近写真を撮り始めたので数は少ないです) ここからは担当の大下が、「巻き爪矯正の順序」を簡単にご紹介します。 @爪表面に凹凸や引っ掛かりなどがあると、矯正プレートが密着しないので、爪の表面を平らに削ります。 A粘着をよくする目的で、爪を乾かすためのナーゲルクイックドライを爪表面にスプレーをします。 B爪幅にあったサイズのプレートを選びます。(矯正プレートはNo.14〜24まで2o等のサイズになっています) C矯正プレートに専用粘着剤のベーシッククレーバーをのせ、爪に装着します。装着個所は、爪の状態により異なってきます。しっかりプレートの端を押さえ、粘着していれば完了。矯正にかかる時間は15分〜20分程度です。 注:現在は、巻き爪治療はお休みさせていただいています。2012.10.20 Next | Back|Walking Index | Top |
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