20年前に両手親指が腱鞘炎になって以降、指から手首、手首から肘と被害が広がりました。運動不足が祟り、15年前にはUSJへ行って今度は両足の足底筋膜炎になりました。それ以前から起床時や長い時間座って立ち上がった時に踵が痛んでいました。11年前にも足底筋膜炎が再発、以前よりもひどく半年ほど外出出来ない状態が続きました。
『故障する→安静にする→筋力が落ちる→回復させようと運動する→筋力が低下してるので前より容易く故障する』という悪循環を繰り返し、整形外科と整骨院に通い続ける日々でした。特に、足底筋膜炎は頑張って歩こうと思う度に黄色信号が点り、継続出来ませんでした。1日3000歩がMAXでした。
7年前には右の中殿筋が硬くなって歩行困難にもなり、回復まで4ヶ月ほどかかった後、スポーツクラブを再開したら足底筋、アキレス腱、下腿外則などが張って痛み始め、整骨院でテーピング。以降も度々繰り返しでした。
2年前、食後血糖値が高い糖尿病予備軍だと分かったのですが、元々非常に少食なので食事量を減らすことができず、血糖値のコントロールには有酸素運動しかないと思い食後のウォーキングの頻度を増やしました。すると足、脛、臀部、腰、と次々と痛くなり、鍼や整骨院でも一時的にしか治らず、すぐにぶり返す状態でした。血糖値を下げたいのに続けられませんでした。
ウォーキングを続けるとすぐに足やお尻に筋肉の張り、腸脛靭帯のだるさや痛みが出て休み、いつまでも筋肉がつきませんでした。「歩けなかったらゴハンが食べられない?」と途方に暮れたものです。友人から、あんたは歩き方がおかしいと言われていたので、正しい歩き方を模索してインターネットを調べました。そこで京都南カイロプラクティック研究所のHPに遭遇し、通うようになりました。
こちらで私は目からウロコの事実を知りました。私の足の趾(ゆび)は親趾だけ他の趾より下がっているため、普通に立っていても足が外側に傾いているらしいんです。『第一趾底屈』というそうです。体重がいつも外側に乗って、道理で子供の頃から何もない所で足を挫いていたわけだと妙に納得しました。
一見普通のO脚に見えても骨格的な問題なので、靴の中敷きを加工して工夫しないと解決しない問題だったようです。教えて頂いて直ぐに中敷きを用意すると、あっという間に1万歩歩いても故障しなくなりました!(疲れはしますが)
また、長年の悩みだった右手親指の痛みの原因(の一つ)も改善して頂き、最初の施術から即効で、長時間筆記用具を持っても痛まないようになりました。好きな絵がまた描ける様になって、大変幸せを感じております。先生には深く感謝申し上げます。直感で京都へ向かった、あの時の自分を褒めてあげたいです(笑)。
余談ですが、京都は食事が美味しいので施術の後のランチも楽しみですし、整えられた綺麗な街を散策して、一駅遠い河原町駅まで歩いて帰ったり出来る幸せも、噛み締めております。
2017.02.09
先生からのコメント:「直感で京都へ向かった、あの時の自分を褒めてあげたいです(笑)」
お気持ちが本当によくわかります。(笑)あふれる治療院のホームページや氾濫する情報のなかから、どこに行けばよいのか迷うところ、正解だったら本当にホッとしますよね。
初めて来院される患者さんに「外れた!」と思われないように、私も日頃から精進し丁寧な治療を心がけるよう今後も努力してまいります。
渡部様には、「同じような足の症状を持つ方への参考になる貴重な体験記」を書いていただき、また患者さんもご紹介していただき、こちらこそ大変感謝しています。ありがとうございました。
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